テレクラの単純なむずかしさ

テレクラの単純なむずかしさ

テレクラは自分の欲望を満たすために使うものです。それは「出会い」を目的としたテレクラ利用であっても、「テレフォンセックス」を目的としたテレクラ利用であっても変わりはありません。

いくら綺麗事を並べたところで、ここを誤魔化すことはおそらくできないでしょう。テレクラユーザーは私利私欲にまみれています。

ところが、テレクラが「自分の欲望を満たすため」に使われるからといって、完全に「自分のためだけ」に使っていると、「出会い」や「テレフォンセックス」という目的を充分に満たすことができず、テレクラユーザーの手元からスルリと「目的の達成」が逃れ去ってしまう、というような厄介な性質を持ってもいます。

というのも、テレクラは、「相手となる女性」という他者の存在によって成立している遊びであり、その他者による気まぐれな判断によって、目的が達成されるかどうかが決定されてしまう、という「相手次第」の特性が極めて強いものだからです。

いくら「出会い」を求めようが、濃厚な「テレフォンセックス」を希望しようが、相手が頷いてくれなければ決してその目的にたどり着くことができない。これが、テレクラの難しいところであり、基本でもあるわけです。

つまり「自分の欲望を満たすため」に使うテレクラにおいては「相手のために行動する」ということが重要になってくるわけです。

「自分の欲望を満たすため」に、選択しうる「相手のための行動」とはなにか、ということをそれぞれのテレクラユーザーが探っていくことが、おそらくテレクラにおける「攻略法」のうちの一つ、ということになるでしょう。

「相手のために行動すること」を、「自分のために行動すること」と直結させてしまえばいい、と言葉では簡単に言うことができますが、いざテレクラを使うとなると、この簡単なことが非常に困難な道のりであり、毎回のテレクラ利用ごとに考え直し、練り直す必要があるものであることに気付かされます。

「自分の欲望のため」を先行すると何も考えずに突き進んでしまうような言動は、「相手のため」を考えるときに抑制される必要が出てくるのですが、ここの抑制の見極めに関しては、相手となるテレクラ女性ごとによって違います。

シンプルだからこそ難しいテレクラの攻略

あるテレクラ女性にとっては「相手のため」として通用した、他者を慮った言動が、別のテレクラ女性にとっては「自分の欲望を満たすための自分勝手な言動」と捉えられることもある。このようなことは、テレクラを利用するにあたって往々にしてよく起こることです。

逆に、身も蓋もない話かもしれませんが、完全に「自分の欲望のまま」に突っ走っているような言動こそが、結果的に「相手の女性のため」の言動になる、というパターンもあります。

そこを見極められるかどうか、見極めると同時に、言動を変化させることができるかどうか。そういった能力が、テレクラを利用する男性には求められます。

「自分のため」と「相手のため」の見極めは、その基準を「固定されること」を拒みますから、テレクラユーザーの男性はつねに自分を流動的な存在にしていなければなりません。

「テレクラの攻略法といえば、これだ!」というような固定された態度は、それが通用する相手と巡り合えば有効ですが、すべての女性に通用するわけではありません。そういう女性であることがわかったときに、いかにして「固定」された自分を捨てられるかが問われることになるでしょう。

「相手のために行動できる」だとか、「状況に応じて言動を適切に選び取ることができる」と信じ切っていたテレクラユーザーが、自分自身の欲望の強さに負けて、私利私欲に突き動かされるままに、相手をないがしろにするような、状況を見誤る行動をとってしまうことがあります。

男性の欲望が、男性の理性を超えており、「魔が差す」性質、「思わぬ言動をとる」性質を持っている以上、テレクラ利用において「その点において、自分は大丈夫だろう」という安心はおそらくのぞめません。

しかし、たとえ「魔が差す」瞬間があるとはいえ、それが意識的に避けられる範囲であれば避けるべきですし、テレクラにおける「見極め」を意識してツーショットダイヤルをするに越したことはありません。

自分の欲望を満たすために、自分の欲望の暴発を抑える術を身につけ、それを交渉術として発揮していく、と、このように言うと非常に難しいことを言っているようですが、これは実は「相手の女性の話をよく聞いて判断する」くらいの基本的な事項でもあります。

自分の欲望、そして、相手の女性と「うまくつきあう」方法を、その場その場のツーショットダイヤルのなかから掴み取っていきましょう。